現在、8月に開催されるDANS(中四国の看護学生さんのつどい)に向けて、学生さんたちとグリーフケアについて学習しています。
先日「NPO法人グリーフワークかがわ」が開催した公開セミナーに参加してきました。
しかし、生活の中の変化がある時必ず何らかの「喪失」があるということを教えていただきました。
いくつかの事例を紹介していただいたり、グループミーティングの中で喪失体験や泣くということについて色々な人のお話をお聞きし、とても勉強になりました。
グリーフ「ケア」は医療者が提供するものと考えがちですが、グリーフ「ワーク」は大切なものを失って深い悲しみに襲われた時、自分自身がその思いを表現し、十分悲しむことで現実を受け入れる「喪の作業」のこと。
私たちは、自分に合ったペースと方法で喪失と悲嘆を受け容れて行くプロセスを援助することが大切であることがわかりました。
グリーフワークかがわでは、地域での理解を深め援助できる人を増やすことで、非嘆している方が心を病んで治療に入る前に支えることができるようにしていきたいと考えて、活動されています。
これから学生さんとともに、もっとグリーフワークについて学習を深めて行きたいと思いました。