患者様と初詣

あったかい看護

回復期リハビリ病棟では、1月3日より患者様と近所の神社に初詣に行っています。

お正月おうちに外泊できた人もできなかった人も、希望する患者様を3日間かけて交代で外出しました。

患者様は大喜びで、「ありがとうな。今年は初詣には行けんと思っていた」と泣かれた方もおいでたようです。

《私たちがしているあたりまえのことを実践する》

これもノーマライゼーションの実践のひとつだと思います。

ノーマライゼーションは、1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障害者と健常者が、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方です。

昨年、講演を聞いた夢のみずうみ村の実践もここからきた発想です。

3病棟のクリスマス会はご紹介できませんでしたが、職員がお膳立てしてくれるものではなく、患者様自らがバザーを行って資金を調達し、クリスマス会を開催しました。

ケアワーカーさんの頑張りで、これらをレクレーションの一環として患者様と一緒に行うという実践の幅がどんどん広がってきています。


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